walk on the blue ocean.

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SNSについて。

7月に始めたこのブログも3ヶ月継続できて10月になりました。

 

 

2017年も残りわずか3ヶ月です。

 

 

今年の残り3ヶ月をどう過ごすのか。

 

 

5月に始めたTwitterも3ヶ月継続して8月から一時休止しました。

 

 

その後ペナンの日々を記録として残しておきたいと再開はしました。

 

 

 

しかし、やはり思うのです。

 

 

 

日々、ただ消費されるだけのSNSは積み重ならないし、エネルギーのロスになるだけだと。

 

 

 

僕の大好きなアーティストにSADEというバンドがいます。

 

 

 

大学一年生の時、僕はバレンタインデーにチョコをもらっていない女の子に、当時発売されたばかりのSADEのベストアルバムをホワイトデーの日にプレゼントしました。

 

 

 

アーバンでセクシーでラグジュアリーな音楽。

 

 

 

当時、群馬から出てきたばかりの田舎者の僕が思い描いていた東京っぽいカッコイイ女の子にピッタリだと思ってプレゼントしたのです。

 

 

 

そんなSADEは、グループを結成してから約25年の間にリリースしたアルバムは6枚のみ。

 

 

2010年に出たのが最後ですから僕のようなファンは最新アルバムを7年待たされていることになります。

 

 

 

その前に出たアルバムが2000年ですから、21世紀に入って2枚しかアルバムを出していないということになります。

 

 

しかし、全世界中のファンから彼女たちのニューアルバムやコンサートツアーは今も待ち望まれています。

 

 

僕も次回のコンサートツアーは世界中どこでやろうと全部行きたいと思っているくらいです。

 

 

 

正反対に毎年のようにニューアルバムをリリースしてツアーを重ねるアーティストもいます。

 

 

 

どちらがどうこうではなくて、スタンスの違いだと思います。

 

 

 

僕は、どうしてもSADEのスタンスに憧れます。

 

 

 

SNSと距離を置いてシンプルな日々を送る。

 

 

 

SNSをしないで自分の日々の出来事や感情をノートに書き連ねる。

 

 

 

そしてそれらを丁寧に1つの作品に仕上げる。

 

 

 

それができるのはSADEに圧倒的な音楽センスと世界中のファンの期待を裏切らない作品を発表し続ける実力があるから。

 

 

 

普通なアーティストだったら、今の時代にそんなスタンスならあっという間に人々から忘れ去られてしまいます。

 

 

 

僕が不動産投資で結果を出せたのも、数年間全てを遮断し不動産投資の研究に没頭した日々があったからだと思っています。

 

 

毎日少しずつエネルギーを分散させてしまっていては、何も成し遂げられないというのが僕の持論です。

 

 

 

そんな小さなエネルギーではなく、積み重ねたマグマのような満たされない想いを1つの作品にして世界にぶつけたい。

 

 

 

先週、シンガポールからペナンに戻った僕がブログを更新した瞬間にTwitterにいいねを押してもらいました。

 

 

あまりにもタイミング良すぎるなと思っていたら、何回も更新してずっと僕のブログを待っていてくれたとのメッセージ。

 

 

あの日、更新が遅くなるから次の日に見てくださいと告知しておいたのに、ずっと待ってくれていたその方の熱さに僕はすぐにでも日本に戻って直接お礼を言いに行きたいと思ってしまいました。

 

 

 

毎月2回の健美家コラムの更新、週1回のブログの更新、そして毎日のTwitter

 

 

 

今の僕にとっては、どう考えてもトゥーマッチです。

 

 

 

どれもがそこそこ上手くいってしまっているかもしれない。

 

 

 

でもそれは、非常に危険な状態だと思っています。

 

 

 

どれもそこそこというのは、とびっきりがないたいうこと。

 

 

 

僕はアベレージではなく、極端で行きてきた男。

 

 

 

出版をするのに著者自身でSNSをと言われて期間限定で始めてみたSNSですが、僕は自分を分散させずに集中するためにも月2回の健美家さんのコラムに全てを注ぎたいと思いました。

 

 

 

 

昨日今日の決断ではなく、暫くずっと考えていました。

 

 

 

このまま僕がその他大勢の方に埋もれて忘れ去られるかどうかは、これからの自分次第です。

 

 

何度もやりますと言ったり、やめますということほどみっともないことはありません。

 

 

しかし、僕のTwitterをフォローしてくれている方を見ると僕をフォローするためだけにTwitterを始めてくれた方が1人や2人ではありません。

 

 

そういう方のことを考えると、いくら期間限定と宣言していたものの、一方的に突然やめるのもどうかと心苦しくなります。

 

 

そして、いつも僕の心の中でグルグルしてしまうのです。

 

 

 

それでも、このままダラダラとすることほどみっともないこともありません。

 

 

 

僕の10代からのアイドルであったBOOWYは売れるようになるまで、いつも満たされない思いでいたそうです。

 

 

あんなバンドより俺たちの方が、ずっとカッコイイ。

 

 

そんな思いを胸に数え切れないほどの煮え湯を飲んで、飲まされてきたそうです。

 

 

しかし、不遇の日々をエネルギーに変え一気に人気は爆発。

 

 

頂点を迎えたと同時に突然解散をして、解散してからは30年が経っても誰よりも人気が色褪せないバンドです。

 

 

もうこれ以上は説明はいらないでしょう。

 

 

 

僕が影響されてきた世界観は全て極端であり、僕はそこそこや平均を嫌うのです。

 

 

 

しかし、同時に今の僕はこれからの生き方を見つめ直している時期です。

 

 

 

もう一度、エネルギーを分散せず深い集中に戻るのか、今のこの分散のような状況に違和感を感じなくなるまで頑張るべきなのか。

 

 

 

今年中には答えを出したいと思っています。